夢語り
子供の頃の夢って何だったかな。
あんまり夢のない子供だったし、親からも期待されてなかったし。
小学校低学年の頃、一度だけお母さんに聞いてみた事があったんです。
「お母さんは、私に将来何になってほしい?」
普段から会話も少なめだったし、弟がえこひいきされてるのを感じてたし、でもお母さんは絶対的な存在で。
決して育児放棄とか虐待ではなかったんですけどね。
家の事は何でもできるしご飯も美味しかった。
でも、生きるのに大事な事は何も教えてくれなかった。
私は片付けが出来なくていつも怒られていて、小さい頃の記憶のほとんどはお母さんの怒鳴り声。
だけど、きっと私は愛されてるって思いたかった。
それを「私の将来に期待してる」という言葉で表して欲しかった。
お母さんはたった一言。
「あんたの好きにすればいいじゃない。」
それでも私は食い下がって
「え~たとえば、とか、何かないの~??」
「そうねぇ。まぁ強いて言えば、お医者さんとか?」
ハードル高っっ!!
とは言わなかったけどw
この言葉を聞いた時、私が出来なさそうな返事をする事で
「私がお母さんに期待してるって事をやめさせたいんだな」
と悟りました。
それからはもう諦めの人生。
そっか。自分は好きにやればいいんだ。
お母さんには相談するのやめよう。
全部自分で決めよう。
と思った瞬間でもありました。
それから大きくなるにつれ、漠然と将来の事を考えるようになった頃。
私の得意分野って何だろう?
色々考えてみました。
図工はすごく得意で工作が表彰されたり、大好きな芸能人の似顔絵をコンテストに出して入賞したり、それなりに成果出せてるなぁ。
音楽は3歳からやってる割に上達遅いし、特に何もないな。
他には取り柄も何もないし。
音楽系に進むか、芸術系に進むかで悩みました。
何故かわからないけど、得意だった方の芸術分野ではない、音楽分野に進む事にしました。
たぶん、本当に好きなものを嫌いになりたくなかったから、かな。
音楽学校に通っていた頃の夢はブライダルプレーヤーでした。
当時は叶わなかったけど。
そこから紆余曲折あり、北海道に住む事になり、早20年。
その都度、身の丈に合った夢を抱いてきました。
子供が生まれた時には、この子をいかにして社会に適合できる人間に仕上げるか。
というのが一つの夢でもあったんですが、おかげさまで昨年大学に進学し、バイトしたり、友達と遊んだり、何とか社会生活を送れそうな人間に仕上げられました。
まだまだ甘さもあるけどね。
物販をやり始めた頃は、大儲けして仕事がなくて困ってる人を雇ってあげたいとか思ってました。
全然無理だったけどw
夢って原動力だなと思う訳です。
夢って言い換えれば最終目標とか、到達地点かなと思う訳です。
夢って自分だけしか責任取れないと思うんです。
ブライダルプレーヤーの夢は、図らずも叶った。
それは偶然の出会いとタイミングなんだけど、クリスチャン的に言うと神様の贈り物なんだけど。
子供が一人前になるのも時間の問題だし、ここまでやれたんだからあとはもう大丈夫。
残るは大儲けww
これはホントにね、一生かかる。
私の父は事業家で、自分で会社を立ち上げて、独学でとある製品の開発をし、工場を建てて生産ラインを作った。
当時、それを見ていた5歳の私は、会社って自分で作るものだと思った。
父が早逝してしまったのでほぼ母子家庭だったけど、父のおかげでウチはお金に困ることはなかった。
父の作った製品は40年以上経った今でもコンスタントに売れているし。
工場以外にアパート経営もしてたし。
で、結婚した相手も事業家の息子で、今はその事業を継いでて。
今度は私が何か始める番でしょ。と勝手に思ってますw
大金持ちになって会社作って、人を雇いたい。
(できれば若くてかわいい女の子たちで、社長じゃなくてママって呼んでもらいたいw)
冗談はさておき。
私には私にできる事があるはずなので、それを探しています。
物販ですが実はもう、少しだけ始めかけてます。
仕入れ先を見つけたので、そこから無在庫販売の契約をしました。
まだ試しにいくつか出品してる程度なので、もっと形になったらここでお知らせします。
webライターもやってみたいと思って、記事もすでに何本か書いてます。
ライター業はド素人なので、教えてくれる人をまず探しました。
簡単なテストののち、じゃあ一緒にやりましょうという事になって添削とか修正とかしてもらいながらやってます。
行動力だけはあるんです。意外と。年の割には。
夫は零細企業とはいえ経営者だし、それなりに収入はあるんですが、私は?
今はただ生きてるだけだし無収入。
よく言う「主婦だって立派な仕事!」という事とは別次元の話ね。
収入のあるないで人間の価値が決まる訳じゃないよもちろん。
でも、自分にできる事があるのを知っててやらないのはダメ。
最近よく言われてる
収入の柱
色々あった方がいいに決まってる。
私の実家であれば工場の収入とアパートの収入の2本立てだし。
何も仕事してない人でも、ポイント貯めたりスタンプカードいっぱいになったら500円券もらったりするじゃない?
それもある意味では立派な収入の柱だと思うんですよ。
あ~ポイントカードね~めんどくさいからいらない。
と言った人は恩恵を受けられないし 、スタンプカード持ち歩いてなければ500円券ももらえない訳だし。
日々の細かい事の中にも、収入を得るヒントは隠されてるんじゃないかと思うんです。
まずは行動。
あとひとつ、収入の柱にできそうな事も見つけてるんだけど、まだ始めてないのでその話はまたいずれ。
夢を見つける。
その夢をかなえる方法を探す。
行動する。
失敗したら戻る。
別の方法を探す。
行動する。
それでも失敗したら少し休む。
また別の方法を探す。
その繰り返しです。
安西先生の言葉を思い出してください。
本当にその通りです。
夢語り を 夢物語 にしない。終わらせない。